2020年02月04日
スペックワークを知っていますか? これは・・・・・
知り合いのフェイスブックで紹介していた内容ですが、とても衝撃的で上手く現場を表現してるなぁ~って関心しました。
「スペックワーク (SPEC WORK)」というものが海外の広告デザイン業界で問題視されています。スペックワークを平たく言えば、「気に入ったらお金を払うよ (気に入らなければ払わない)」という類のクライアントからの要求です。
こんな単語(言葉)があるんだなぁ~って驚きました。
Tシャツの制作現場も同じです。
依頼としては自然な要望ですが
「いくつかデザイン描いてみてください」
「何かいいデザインやアイディアありますか?一度見てから検討したいです。」
って漠然とした制作はほとんど無料奉仕なので正直・・・・。
別の業種で同じ事をすると・・・・・みなさん答えは「NO!」でした、やっぱりそうですよね。
以下会話の流れ
クライアント:今回は1ドル75セントの予算がないんです。一杯コーヒーをいただいてそれを気に入るかどうかまず検討したいので、スペックワークで一つください。
カフェ店員:・・・いやよ。
カフェ店員:あなたがすでに私のクライアントだったら、今コーヒーにお金を払っているんじゃないかしら?
クライアント:私がそのコーヒーを気に入るかどうかなんてわからないだろう?
カフェ店員:信頼するのよ。
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ただ、その一方こちら制作側の意見だけを伝えるとネガティブな表現になります。
依頼者としては相談しているだけで、初めてTシャツを制作する時はどう自分のイメージを伝えていいのか?よくわからないのでお店側で段取りを組んでもらいたいとの思いから上記のような言葉になると思います。
こちら制作側も依頼者の意図も考慮して、相談する内容をお互いの会話の中でイメージを伝えあう方法を考えればいいかと思います。
下記のリンク先にあります、「メニューすらないカフェで何を頼めって言うんだ」と同じで、制作側の対応できる内容を具体的に伝えると依頼内容も具体的になるかと思います。これも1つの方法かと思います。
お互いに楽しい仕事の方法として考えるいいきっかけになりました。
→ こちらは先程のリンクについて「後書き」になります。ぜひクリックしてください。
デザインの世界で物事をはっきり言う外国でも同じなんですね。そこが一番びっくりしました。
Posted by オキナウ at 11:31
│OKINOW